★Buon Anno★年末年始をイタリアで過ごしました⑦

イタリアの大自然を満喫したいなら断然アグリツーリズモがオススメです！年末年始は北イタリアのTrevisoにあるアグリツーリズモにのんびり宿泊しました。アグリツーリズモは、地域の自然保護のために地元の農産物を提供している宿泊施設ですが、トスカーナ地方を中心にイタリア全土で20,000軒以上もあると言われています。

アグリツーリズモの建物の入り口です。田舎とはいえ日本の田舎よりもずっとオシャレな感じです。

このサッカーゲームがレトロで可愛い！

部屋の窓から見た景色は一面の畑。朝晩はマイナス５℃と冷え込みます。

早朝は寒いのですが、日差しが心地良いです。

アグリツーリズモに併設されている野菜の販売所です。収穫されたばかりの新鮮な野菜が安価で売られています。地元のプロセッコ（発泡酒）やサラミも美味しそうです。

野菜がイキイキとして色がとっても綺麗！スーパーに並んでいる野菜とは別物です。

ここトレヴィーゾの特産品は何と言っても「ラディッキオ」です！！

ラディッキオという珍しい野菜はチコリの一種。味は苦みがありますが加熱するととっても甘くなります。ここに宿泊して初めて知りましたが、毎日ラディッキオを見て食べていたので、大好きになってしまいました！

販売所の中に扉があったので、開けてみるとなんと収穫したラディッキオの洗浄を行っている作業場でした！この大きなお風呂に浮かんだラディッキオ、大量です！

ラディッキオにはいくつか種類があり、この上段の真ん中の紫色の野菜もラディッキオの仲間です。 

これはラディッキオのグラッパ（食後酒）。アグリツーリズモの入り口で販売しています。

田舎らしい重厚な家具とアンティークの置物。クリスマスの名残もまだまだあります。

アグリツーリズモでは食事をしてもしなくても問題ありません。「明日は朝食を食べます」と伝えておけば用意してくれるし、ディナーも同じです。長期滞在する人が多いので、宿泊のみ予約しておいて、食事はその日の予定に合わせて考えるようです。

ここはアグリツーリズモの受付（フロント）です。レストランの一角にあって、アットホームな雰囲気です。家族経営の宿泊施設で、明るく楽しい奥様がいつも対応してくれました。ご主人は厨房にいて、たまに顔を出してくれます。

アグリツーリズモでのディナー。どーんと盛られた前菜はこれで１人分です。ポレンタとサラミ、内蔵のソーセージ、そして奥の茶色いものがグリルしたラディッキオです。

メインはラディッキオのラザニア。このボリューム感は田舎ならではだと思います。。。濃厚なホワイトソースとグリルされたラディッキオがマッチして、すごく美味しい！けど多すぎ！

日本ならシェアして食べられるのですが、イタリア人は個々で注文するのでシェアできず、たいてい途中で飽きます。やっぱり少しづつ色々食べたい〜

これは他のイタリア人が注文していたメイン料理。ボリューム満点ですが当然ペロリ。うちの家族なら４人でも食べられないかも。。

こちらのチキンのソテーももちろん１人分。下にラディッキオが敷いてあります。

イタリア人は食後にラディッキオのグラッパを飲んでいました。私はコーヒーと言ったら、え？コーヒー飲むの？って。イタリア人はディナーの後はコーヒーを飲みません。食文化の違いを色々実感！めげずにコーヒーを飲みましたけどね。

トレヴィーゾの中心街までは車で１０分ほど。お休みをのんびりと過ごしたい方には、イタリアの田舎がオススメです。